スポーツ整形ではスポーツによるケガ（スポーツ外傷）、使いすぎによるスポーツ障害の診断、装具やギプスによる安静期間の設定､リハビリテーションなどを行います。

スポーツ整形経験を生かし、外傷・障害における診察、X線画像、超音波エコーを用いた診断。必要であれば近隣病院でのMRI検査を行います。治療はスポーツ復帰を目指したリハビリテーションを中心とした総合的治療にて対応致します。

スポーツ活動中の打撲や捻挫など外力によるケガ・外傷をスポーツ外傷、スポーツ活動での慢性的な障害をスポーツ傷害としています。スポーツ外傷・スポーツ障害には、骨折･脱臼、打撲･捻挫、肉離れ・腱断裂、靭帯損傷、疲労骨折などがあります。

スポーツ外傷においては現場での応急処置が必要なことが多く、医療機関での初期治療が必要となる場合も少なくありません。当院は急性期・慢性期ともスポーツ外傷、障害の治療を行っております。

成長期のこどもは成長軟骨の存在など、成長期特有の障害が起こりえます。X線画像で判別しにくい場合は超音波エコー、MRI検査により病態の診断を行います。

スポーツ外傷・障害は骨、関節、筋肉、靭帯組織の損傷によるものですが、スポーツ種目によって酷使する部位における外傷・障害は多岐に渡ります。以下の疾患などでお困りであれば御相談ください。

• 膝関節
  前十字靭帯損傷、後十字靭帯損傷、内側側副靭帯損傷、半月板損傷（円板状半月板損傷）、膝蓋骨不安定症、鵞足炎、離断性骨軟骨炎、オスグット病　等
• 肩関節
  腱板損傷、反復性不安定症（反復性肩関節脱臼、関節唇損傷）、上腕二頭筋腱炎等
• 足関節・足部
  前距腓靭帯損傷、アキレス腱断裂、三角骨障害、中足骨疲労骨折、リスフラン関節靭帯損傷　等
• 肘関節
  離断性骨軟骨炎、上腕骨内顆障害（野球肘）、上腕骨外上顆炎（テニス肘）、尺側側副靭帯損傷　等
• 手関節・手部
  TFCC（三角線維軟骨複合体）損傷、有鉤骨骨折　等
• 腰椎
  腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎横突起骨折　等